左手小指になんかトゲが刺さってて今ピンセットで格闘中、FM09です。
1か月ぶりの練習はやはり楽しかった。
甲子園を見てて自分も練習したくなったので行けて良かった。
送球に難がある事はわかっているのだけれど、どうしてもボールが空に飛んでしまう。
送球のセンスはどう考えても無い。
ただ4回に1回くらいはまともな所に送球できるので、まったく矯正が無理という事も無いとは思う。
ようするに確立の問題なのだ。バッティングと同じ。あっちは0.281とか打率が出る。
送球も送率を出せばいいのだ。
松戸ミラーズの皆さんは見たところFM09より送球がうまい。送率は0.701~0.924位かと思われる。
一方、FM09の送率は4回に1回未満5回に1回以上の送球成功率と思われるので確立にすると0.201から0.249と行ったところ。
間を取って0.224にしておこうか。
現状では非常に残念で残酷な話ではあるがこのくらいの送率であることは間違いないという実感だ。
だってホームへの送球がこんな感じだし。
1.頭上
2.頭上
3.左
4.ストライク
5.右
なんだこれ、伝説のコナミコマンド「上上下下左右左右BA」って感じ。BA成分が足らないけど。
ただ頭上にふかすのは何とかノーバウンドで相手に投げようとしているので、悪手ではあるが心意気としてはそう悪くない。挑戦して失敗しているに過ぎない。ただその挑戦のベクトルが明後日の方向を向いているので損をしているのだ。
どうせ挑戦するなら上では無くて下である。空には際限が無い。地面には水平線がある。そういうことだ。
ということでワンバウンドを心がけたら送率が上がった。3回に1回くらいの成功率になったので送率は0.334だ。ちょっとした意識で確立が0.11上がった。なんだ簡単じゃないか。打率が0.334であれば御の字である。打率であれば、だけど。
あとは左足を投げる方向に向ける、体を開いて投げない、という送球動作の当たり前を着実に実践してみようと思う。確立を少しでも上げて守備に安心感を!
しかし改めて思うが、野球をやっていて送球がどヘタというのは野球という競技にあまり向いていないのではないかと思う。そこって土台だよね。土台が無いと家が建たないのだが・・・。
普通の事が普通にできないって割と致命的。普通の人はそこ、普通に歩いて通り過ぎるわけで。平らで何もない床に何故かつまづいてコケる。何故そこでコケる!? あんな気分。
まあそれはいいとしてだ。
ノックで垂直に打ち上げる事の難しさを今日知った。そもそもそんな必要はノック以外無いので出来なくていいのだが、たいして難しくないと思っていた。バッティングの中で一番難しいかもしれない。
前に飛ばせばいい普通のバッティングは水平の動きだ。そしておそらく水平±45くらいの広さでOKがでる。打ち上げノックは垂直±3度位の許容範囲しかない。しかもスイングの動きが垂直。
村山さんが普通にやっているから何となくやれば何となくできると思っていたけど、あの人はやっぱり普通の人とは違うという事が再認識できた。
ただこれは曲芸としてできると楽しいので機会をみて練習していこうと思う。バットコントロール向上にも役に立ちそうだし何より難しい事は習得できたときに楽しいしね。
簡単にできる事よりも色々試行錯誤してできるようになる事の方が練習としては楽しい。なのでどヘタというのも悪くはない。できるようになる過程を長く楽しめるからだ(できるようになれば、な)
まあ諦めなければ試合終了は寿命が尽きるその時までなので、とりあえず諦めなければ何とかなるんじゃないか。
最後にスライディングの練習をした。
いつもくそ暑い中、フルユニフォーム姿で参加していたFM09には珍しく、今日に限ってはTシャツに短パン姿という完全にランニング時の服装で参加していたため、これには若干意表を突かれた。世の中、間が悪い時は得てしてそんなものだ。短パンでスライディングなどできるか!
ということで一応持ってきていた今年前半痩せていた時に無理して買い、体型が戻った今現在はキツくて穿くのがかなり苦しいショートフィットのユニフォームパンツに着替えた。手持ちがそれしかなかったから。
ベルトをするのを忘れたが全くずり落ちる気配が無い事に慄然とした。
一体、今何キロなのだろうか。体重計に乗っていない期間がたぶん4か月を超えている。恐ろしくて今更乗れない。夏に太れるというのも一つの才能ではないだろうか。
送球とは裏腹に、どちらかというとスライディングは昔から何となくやって何となくできる行為に属している。なんでかはまるでわからない。スライディングをする競技をしていたわけでもないのに。もしかして前世があるとしたら野球ではないスライディングをする競技をしていたのかもしれない。だとすると送球ができない点も納得がいく。やり方が正しいのかは今だわからないが、やって注意されたことはスパイクの歯を人に向けないようにという事以外、あまりないのでまあこれでいいのだろう。歯を人に向けると殺人スライディングなんだって。そりゃそうかも!
走ってベースの前で体を空中に放り出すだけの簡単なお仕事である。減速は地面が勝手にやってくれるのでベースまで一直線だ。何も考えなくて良い。楽。昔はスライディングパンツを穿いていなかったのでスライディングで良く擦り傷を作り、血を流していた。体重が平均よりはある程度重いので地面との摩擦係数が高く、耐久性のあるユニフォームには穴が開くわけでもないのにか弱いFM09の皮膚には穴が開く。擦り傷が絶えないので野球を本格的にやっているわけでもないので気恥ずかしい所ではあるのだが、スライディングパンツなるものを購入する運びとなった。ちょうど大伸会野球が休止になり、その代わりと言っては何だがファミールに参加するようになった頃である。なんかフワフワした綿みたいなのが付いてて暑苦しいのだが、足に小さな座布団を密着させている感じなのでスライディング時の安心感は確かにある。なので以前より心置きなく体を放り出している気がする。といっても走ったほうが早いんじゃね?という疑問もあり、実はスライディングはあまりしない。
FM09がスライディングをするのは盗塁や進塁の時ではなく主に1塁で牽制球を投げられた時である。あ、でも塚崎での3塁打の時はスライディングしていたような・・・あれって無意識でか?凄い!
スライディングではないが、そもそも地べたにごろ寝するのは好きな方ではある。だから野球場にくると芝生に寝っ転がってただボーっと空を見上げて雲の流れを見ていたりするのが好きだ。それだけだとサボっているように見えるので、柔軟運動とかを織り交ぜる。柔軟は加齢&準備運動不足で凝り固まった体に気持ちいいのだが、どちらかと言えばやはり寝っ転がりながら空をボーっと眺めている方が好きだ。風が渡っているとなお良い。草のにおい、土のにおいの中、寝っ転がっているとなんだかとってもまったりしてよい。
ま、なにはともあれ8月も無事1回は練習に参加できたので23日は欠席の予定である。なんとか都合が付けば、まあ朝なので参加させてもらうかもしれない。やっぱり楽しいし、体動かすと。
それと無事、小指のトゲは取れました。
針で突っついて。
なんでこんなものが刺さっていたのだろう。
スライディングの時かな。
髪の毛よりも細い0.5cm長のトゲが刺さっているだけで痛い。そんなものを感知する人間の体って凄いねぇ。