野球歴11年目にして遂に気が付いた重要な事

はー、野球楽しかった。満足!オグレラです。

今日は楽しい火曜日、野球の日。ちなみに木曜は最近ただのつまらん木曜日。

今日は久々に1時間キャッチボールの日でした。本当は送球30分、打撃30分という構成になるはずだったのだがオグレラの希望によって1時間キャッチボールとなった。

あとで。

続き。

今日は雨になりそうだったのと予定していた仕事が早終わりしたので図々しいのを承知で1時間練習時間を前倒してもらった。予約時間を1時間前倒してもらうのって本当に申し訳ないんだけれど、まあダメもとで言ってみたらOKが出たので甘える事に。たぶんひさどんにも予定があると思うんだけど変更してもらった。こういう時、なんて自分勝手なんだろうと思うけど遠慮ばかりしていても野球は上手くならないから仕方がないか。ピッチャーは俺が俺がという人間が向いているという。ピッチャーになるつもりは無いけれど、送球ってリアクションじゃなくてアクションじゃん?だから送球が上手くなりたいなら少し自分勝手になった方が良いと思うんだよね、持論けど。なのでまあたまには自己主張しても良いかと思って時間変更してみました!

歯医者の先生方ならわかると思うけれど無キャンとか直キャンとかは迷惑だけど、時間変更は・・・・・・・あ、迷惑かw

まあいいや。

だってひさどんどうせ店で働いてるんでしょ?少し練習に付き合ってもらう時間が早くなるだけじゃん?別にいいじゃんその程度。

てことで馬橋の仕事を終えた後、車を飛ばして向かったルートは新松戸ルート。このルートを選んだのは6号が混んでたからなんだけど、いやー失敗した。

テラスモール松戸から新松戸への道がめちゃコミック。

通り過ぎるのに体感で20分位かかりました。

原因は常磐線高架下で右折、左折する車。こいつらがいるせいで大渋滞が起こっていた。

ダメだここ。早く何とかしないと。

で、20分位イライラしながら通り過ぎた後は流山街道まで出てあとは梅郷まで一直線!と思いきやここもまた渋滞している。もうアホかと。

イライラしたので土手沿いの道に逃げ込んだら今度はこっちが混んでいる(たぶんどこも混んでるんだよね。しょうがないよね)

時間を早めてもらったのに遅刻するような生徒なんてもう感動もの、じゃなかった勘当ものじゃん?

だからとっておきのワープ航法で梅郷までワープして26分前に到着した。野球以外はだいたい何とかなるんだよな、なんなんかねこの野球っつー糞スポーツは。

で、梅郷のBA-SENに到着したら同時に到着する自動車が。

邪魔な奴だなぁ。なんでこんな袋小路に同時に入ってくるんだよ、と憤慨してたらその車から日佐戸コーチが降りてきた。

邪魔なんてとんでもない!いらっしゃいませだ、日佐戸コーチ!

時間を前倒させたコーチに挨拶をすると昼食をまだ食べていないので食い物買って来る旨を伝えて梅郷駅反対側のおっ母さんへ昼食を買いに行った。自分を1時間早出させた生徒が到着早々昼飯買いにどこかに放浪しに行くとか中々体験できないだろうなと思ったがオグレラとは元来こういう生き物なので慣れて頂くしかない。

そもそもコーチも着替える時間とか必要なんだからむしろ気を使ったとさえ言えるだろう。

実は梅郷の駅に入るのは生まれて初めてのオグレラ。階段を登りつつ事務局の増田さんの発言を思い返していた。詳しい話をここで書くと増田さんに迷惑がかかる可能性があるので差し控えさせていただくが、駅の階段及び通路に現れるある人の話の現場をリアルタイムで通過するとか、人生長く生きてみるもんだと思いましたね。梅郷なんて超田舎の駅、まさか利用するとは思わなんだ(利用っつーか通路を通っただけ)

無事反対側に降りると、そこには事務局と離別したおっ母さんが。店内に入って何を買おうか迷っているうちに練習開始時間が近づいてきたのでセール品のオールドファッションドーナツ5個入りとおーいお茶濃茶を手にレジに並んで買った。

そのドーナツをオグモグと頬張りながら梅郷の駅を通過しBA-SENに戻っていく。昼間、ドーナツを手に持ち頬張って歩く作業着を着たおっさんも珍しい。

BA-SENに着くころにはオールドファッションドーナツの残りが1個になっているという食いっぷりに西武ドラ1の渡部健人もびっくりだろう。ドラ4だかドラ5に間食のススメをしているらしいがオグレラにはその必要は無いからな。

で、さっそくトイレを借りて、着替えて練習開始。

着替えると言っても最初は下半身ユニフォームに上半身西武ライオンズのTシャツに着替えていたやる気はどこへやら、最近はもうただのスウェットズボンにただの無地の半そでTシャツというだらけ具合。もうなんか普通に暇つぶしに野球の練習に来ているおっさんって感じになってきた。

最初の頃は個別練習したらどれだけ上手くなるんだろうと自分自身に割と期待していた気がするが、夢見る期間はとうの昔に過ぎ去った。

個別練習したところで特には上手くならない。ミラーズであれだけ練習してもお前未だにちゃんと投げる事も出来ないじゃん?って思い出した。

なんていうんだろう。

個別練習に対しての意気込みが「どれだけ上手くなるんだろう」という期待込みの参加から、「何か少しでも掴めるものがあれば」というリアリスティックな参加になってきた気がする。新入社員が会社で何か大きなことをやり遂げてやるぞ!と意気込んで入社したものの半年したら現実の壁に打ちのめされてすっかり従順になっちゃった的な?

自分に対する根拠のない期待が無くなった分、地に足をつけた練習が出来るという見方も出来るっちゃあ出来るので、地味に野球を習得していこうと思ってはいるのだが、それでも今日も練習中に「どうしたら球速があがるんですかね」とか「リリースポイントを固定化するのはどうすればいいんですかね」とか、まあひさどんを困らす質問ばかり投げつけながらボールを投げつけていた。

当然返ってくるのは困り果てた上になんとかひねり出したような回答で、響かないと右から左に受け流すオグレラの脳にはなんと回答されたのか既に記憶にない。苦笑しながら何か回答してくれたような気がするが全く覚えていない。身銭を切って練習しているのに全く困ったものだ。

投球に入るまでのステップやら色々新機軸は試してみたものの、何かボールが浮いてきたので自分でもこれはちょっとダメだなと思い、思い切って距離を短くして少し力を抜いて腕の振りやリリース感覚に意識して送球する丁寧モードにすることにした。ひさどんに言われたわけではなく僕自身でそうすべきだと思ったからそういう練習方法に切り替えた。今すべきなのは思いっきり投げる事ではなく、どうするとどうなるのか自分自身に問いかけながら投げる事だと思ったからだ。

手首を使って投げる、肘から上をリリース直前まで肘から加速させる感じで投げる、胸を開く、など色々考えながら一つずつ確かめながら投球してみるとスナップで投げる感覚や腕の使い方が思いっきり投げている時よりもなんとなくわかるので、個別指導では敢えて近めで色々意識しながら延々投げてみるのも良いなと気が付いた。

ミラーズでのキャッチボールとかも大概そうなのだが、結局距離を取って行って思いっきり投げたりするだけに終始してしまう。もしくは単なる近況や興味のある話題のおしゃべりをしながら投げるだけという井戸端会議的キャッチボールだ。最後近づきながら素早く投げ返す練習はするものの、近距離で延々と色々投げ方や体の使い方の違いによる送球の変化などを感じながら投げる練習はした事が無い。そんな事、おそらく自分なりの送球方法を会得している人間にとっては意味のないことだからやらないのだろうが、投げ方ジプシーになっているオグレラにとってはその方法を試す時間を持つことは非常に有意義に思われた。なので今度ミラーズの練習があった時はそういうキャッチボールをしてみたい。ナカザーあたりはその送球練習に付き合ってくれそうではあるので頼んでみよう。

で、ここからが本題。

まぁ毎度毎度本題に入るのが遅い遅い。

そんなこんなで色々試していたのだがふと気が付いたことがあって。

オグレラ、送球の時に送球相手のキャッチャーミットを見ていない事にある時、ふと気が付いたのだ。オグレラの腐れ投球にも良い音を響かせてなんか良い球投げた感を出してくれる職人、ひさどんコーチのキャッチャーミットを良い音出すなぁと見つめていた時、ハッと気が付いたんですよ。そういえばキャッチャーミットを凝視して投げて無いなぁと。

あれに意識を集中して視線をあそこから外さないようにして投げたらどうなるんだろうと思ってやってみたら、なんだかキャッチャーミットに吸い込まれていく感じ。不思議なんだけど。

何度やってもやっぱりそんな気がする。

キャッチャーミットをじっと見ながらそこめがけて投げてみると視線がブレない、顔がキャッチャーミットをロックオンしているので体の動きがある程度固定化されて送球フォームのブレが少なくなった感じ。いつも同じフォーム、同じリリースポイントで投げようとして四苦八苦している苦労が60%位減少した感じだった。

またキャッチャーミットを凝視していると他の余計な情報がそぎ落とされて「そこに投げ込むんだ」という意識に集中できる。

これたぶん投球のメカニカル本に書いてあった左肩のエイミングに近い体験だと思う。エイミングという感じでは無いんだけど、キャッチャーミットに意識を集中するとそこに対して投げるための体の動きが自然と出来るようになり、結果送球時の上半身の割れも出来、左腕の突き出しから巻き込みまで自然に体現出来る。

今までは体感としては最終的にキャッチボール相手の全身をなんとなく見る形で投げていてぼんやりとした的に対して投げていた気がする。そして気になったからひさどんに「今まで僕、投げるとき顔の向きどうなってました?」って聞いてみたんだけど、投げる時横を向く時に視線は壁の方を見ていて送球先を見ていない、とか平気で言うんですよね。どこか明後日の方向を見ているようでキャッチボール相手を見ているというよりはどこか遠くを見ているような、何か考え事をしながら遠い未来を見ているような(これは半分脚色ですが)みたいな事を言うんですよ。

そりゃまあ正解ですけどね。色々考えすぎて投げているので、今。

ていうかひさどん、コーチならもっと僕の方を集中してみてください!とか言ってくださいよ。まったく。

色々試した結果、左足を上げ始めた位からもうひさどんのキャッチャーミットをガン見して投げる感じに落ち着いた。そんな感じで投球すると何か良い感じでひさどんのキャッチャーミットにボールが吸い込まれる吸い込まれる。

もちろん距離を近くしている関係もあるのだがコントロールが利くようになった。キャッチャーミットしか見ないという情報のそぎ落としの結果、そこに投げ入れるんだというシンプルな思考に集中出来、キャッチャーミットをガン見している顔に体が追従するように動きが安定するようになった感じ。

もっと早くこの事実に気が付いていれば送球の安定化がはかれたかも知れない。遠い距離で投げた場合、送球相手のキャッチャーミット、グローブに集中した所で情報のそぎ落としにはならないかも知れないけれど、そこをガン見する事で体のブレを抑制出来る事は変わらないのでもしかしてコントロール向上が図れるかも知れない。

今までキャッチボール相手をガン見する事なんて無かったし、ましてや相手のキャッチャーミットやグローブをガン見する事なんて無かった。これが正解かどうかはわからないけれど今日やった限りではオグレラはそれを強く意識してやるとコントロールが向上しそうな感じはした。

良く投げる先を見て投げて!とか凄い初歩的染みた事を言われていた気がするけど、だいたいそっちに投げればいいんでしょって感じで強く意識することは無かったけど、相手のキャッチャーミットやグローブを強く意識してそこに投げ込むんだとあれだけ強く念じるように投げると送球内容が全然違ってくる事に驚きを感じた今日の練習だった。

今までにない感覚を感じた事は確かで、もっともっと投球練習をしたいと思ったから今日は1時間の練習で打撃を排除してずっと投げ続けていた。

練習が終わっても早く次の練習で今日意識したキャッチャーミット、グローブをにらみつけるように集中した状態で投げたいと思ってしまった。あのキャッチャーミットに意識が吸い込まれるような感覚を忘れないうちに早く次の投球練習がしたい。

あれって錯覚だったのかな?

凄いキャッチャーミットが近くに感じられたんだけど。

ボールが強く速く投げられるようになったわけじゃないけど、今日の感覚って凄い新鮮で忘れたくない。1時間でも2時間でも投球練習したい、と思った練習になりました。

重ねて1時間早出してもらっちゃってありがとうひさどん。次も投球練習1時間で行こうかと思ってます。また下手くそな投球練習に付き合ってもらいますよ。

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