ども。貧乏暇なしのおぐーです。
土日休みのサラリーマンはそれだけで恵まれてるんだから文句言わず死ぬまで働けば良いと思うよ?
毎週土日が休みならどれだけリフレッシュ出来るだろうと。やっぱり毎週の連休って必要だよ。羨ましい。スペシャルフレックス勤務体系のおぐーだけど会社から保証された土日休みのありがたさはサラリーマンの特権だと思います。結局サラリーマンは会社にぶちぶち不満言うけど会社から守られてんのよ。住宅手当とかもらってるでしょ?有給も。厚生年金も健康保険も半分会社に負担してもらってるじゃん?もっと感謝した方がいいと思うのね、おぐー。雇用と労働提供という関係とは言え、ぶちぶち言ってる相手にどれだけ保護されてるか考えた方が良い。
今日は月に一度の勉強会&お客さんに頼まれた撮影の仕事で1日を費やしてしまった。わかってたこととは言え、日曜しか自由時間がない(あれ?木曜は?)おぐーにとってこれは痛い。実際過ごしてみるとやっぱり休みがほしいなぁというモヤモヤした気分になった。でも頼まれたことだし、土日にイベントやってるお客さんだからしょうがないしと自分を慰めた。別に特にやることもないのだが、何物にも縛られないフリーな時間を持つことは自分の人生をハンドリングしていると言える。何かやろうと思えばそれをやれる、何もやらないと決めたら何もやらなくていい自分で選択できる自分の時間。それが休みだ。予定があるとかないとか、そういうことではないのだ。
今日はボクはその自由を売り払った追悼の日(そこまで言ったらお客さんに失礼だろw)。気分がささくれ立つのも致し方なかった。
んで、今日の感想。
疲れたけど、まあ手伝って良かったかなと。お客さんの考えていること、提供したいことが今までは話を聞くだけで具体的なビジョンとしては輪郭がおぼろげだった。でも実際建築したものに生で触れて、説明されて、顧客に対応している様子を拝見することで、お客さんの実現したい仕事というものがはっきりと見えてきた気がした。
野球でいえば、ナオミスターに散々理論を聞いても理解できなかったことが、実際に体を使ってやってみたら実感としたわかった、みたいなところか。
で、一眼を使ってずーと撮影してた。お客さんが望む写真を撮影してあげたいのでとりあえず頑張ってみたところ、データを確認してもらった時に満足頂けたので日曜頑張ったかいがあったかな。
ミラーズには写真に強いキャップと監督がいる。監督には白鳥の撮影の時に一通りの基本を教えてもらった事があってそれが今回の撮影に役に立った。やっぱり使うか使わないかわからないことでも一通り出来るようになっているといつか役に立つというおぐーの考えは正しいと思う。プロレベルで出来なくとも最低限のレベルで色々こなせる汎用対応能力は大切だと思う。出来ない、で止まらずにとりあえずやってみる。同じ人間なのだから全く出来ないということもそうそうあるまい。
今日役に立ったのは監督に教えてもらったマニュアルモードでの撮影の仕方である。
めんどうくさがりのおぐーは一眼をオートモードでコンデジ然に使用していた。キャノンのオートモードで撮影していればまぁウェブサイトで使う分には充分なノイズの少ない写真は撮れるので。60点主義のおぐーはそれでヨシとし、なんの成長も無いまま過ごしてきた。
でも野球と撮影にはこだわりがある監督がきちんとした写真を撮るのを感心して拝見していて、凝った写真を撮る必要はないとは言え一応仕事で撮影するモノとしてもう少しちゃんと写真を撮れるようになった方が良いのではないか?という意識改革が働いた。せっかくの一眼を連写バカ機器として使ってる己のレベルの低さに辟易していたのも事実だったし。
外光の少ない室内での静止物の撮影なので以下の事が重要であった。
1.広角撮影
2.明るく撮ること
3.構図を考えること
4.シチュエーションで被写界深度を使い分けること
の4点である。
ボクが持っているレンズは
①10-18超広角レンズ
②50F1.8単焦点レンズ
③70-300望遠レンズ
④18-400汎用望遠レンズ
で、室内撮影に使えるのは①か④であった。
②は明るくボケみも良いが焦点距離が遠すぎて室内での撮影には使えない。ていうかもともとこれポートレート撮影用のレンズだし(´~`)
③は②で、だめなら当然使えんわw
で、最初①を使おうと思ったんだけど最大開放でもF4.5にしかならなくて被写界深度を浅くした撮影には使えないので④のレンズにした。このレンズだと最大開放でF3.5までいくのでまぁなんとか使えたからだ。
ボクは貧乏人なのでレンズにお金をかけようなんてこれっぽっちも思ってなかったんだけど、18-70位で最大開放でF2.0位のレンズが欲しくなった。高そうなんでたぶん手が出ないけど。
あってるかどうかわからないが、最大開放で写真を撮ると
光がたくさん入ってくるので明るい写真が撮れる
被写界深度は浅くなり、ピントが合う範囲が狭くなる
レンズによるとおもうが全体的な解像感は甘くなる
F値最大開放付近で写真を撮る意図としては「被写体のみにピントを合わせ、他はボケさせ撮影者の意図を明確に写真に反映させる」事だと理解している。明るい写真は撮れるがそれは結果であって明るい写真を撮りたいからF値の小さい値で撮影するわけではないと認識している。
レンズの大きな、撮像素子の大きな一眼ならではの撮影のキモはここにあるのかなと。
ただし敢えて被写界深度の深い全体にピントがあっている写真が必要な場合もあるのでその場合は話は別である。
F値を調整して被写界深度を調整することを撮影の基準とし、そこにシャッター速度とiso感度を調整して明るさが適切になるように調整しながら撮影をした。
F値を変えると明るさが変わるがそれは無視して被写界深度だけを考え、明るさはボクの腕でもブレないギリギリのシャッター速度にして、最後にiso感度で必要な明るさを確保するという流れだ。iso感度をあげても明るくしきれない場合のみシャッター速度を挑戦してみたり、しょうがないから被写界深度を少し浅くしてみたりしてた。
こんなことは一眼使う人からしたら常識なんだろうけど、おぐーがここまで設定を気にして撮影するようになったという事実は成長という言葉抜きにしては語れない。数枚撮影する毎に設定をタッチパネルを使って調整したり、撮影後すぐに液晶で写り具合を確かめて微調整したりしてたんですよ、6時間もの間。
それプラス構図に関して考えながら撮影しました。あえて床面から見上げるような感じにしたり、柱と柱の間から撮影して両脇の柱をあえてボケさせその先の対象物にピントを合わせて存在を際立たせたりなど・・・。
そのお陰で機材も安物だから曲がりなりにではあるけど「意図を反映させて撮影した一眼の写真」になっていた。
昔では考えられなかったちゃんと考えながら撮影しているおぐーがいた。
今回の場合はお客さんが喜んでくれるような写真を撮ってあげたいと思ったから色々考えながら撮影できたんだけど、ボク思うんですよね。バッティングに関して、試行錯誤しながら少しずつ課題を見つけてどう解決していこうかトライしている経験が仕事にも生かされてるんじゃないかって。
何が言いたいのかというと、昔はなぁなぁで済ませて終わりって解決させていたパターンの事象に対して、昔より手順を踏んで粘り強く解決方法を探すようになってる気がするんですよ。これ絶対、バッティングでホームランを打ちたい。打つためにはどうすれば良いかと足掻いて考えて実践している対応の波及だと思うんですよね。
スポーツは心技体とか言うじゃないですか?
そんなの形式的な理念の話だと思ってたけどそうでもないのかなって。スポーツにおける問題の解決姿勢が日常生活のそれに影響を及ぼしているのだとしたら野球をやってることで心を鍛えられているのかなって。
遊びでやってるだけの野球も、中々良いところがあるじゃあないか。
それに気づかせてくれたとしたら日曜労働もまんざらでもなかったかもな。
日曜なんだから積極的には働きたかぁねーけどw
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