疲れすぎて死にそう。20代でなくともせめて30代前半の体力があれば・・・。でもこれからの人生、常に今が体力のピークってんだから恐ろしい。おぐーです。
ボール回し。
ファーストとキャッチャーで。ボクが初めて野球をやり始めた35歳の時、ライトとファーストをやらせてもらったんだけどファーストでのファンブルがトラウマでファースト怖くなっちゃったんですよ。ワンバンが捕れなくてさ。みんな後ろに逸らしちゃうんですよね。せっかくチームメイトがゴロを捕って一塁に送球してもおぐーが全部後逸するからアウトにならないんです。自責の念と悔しさと虚しさが入り混じるなんとも苦い気持ちになっていた事を思い出す。あの頃は本当にワンバンが捕れなかった。ファーストというポジションが嫌いになりましたから。
あれから12年。
今はボクはファーストをやる事は無くなったけど、もしファーストをやるとしても全然嫌じゃない自分が居る事に気が付いた。何でだろうと少し考えてみたらこんな感じの結論が。
1.ボールを捕球する事全般がなんか楽しい。
2.ワンバンがなんか捕れるようになってきた!
3.ファーストって山川のポジションじゃん?
4.練習ではどのポジションも結構やってるので慣れてきた。
5.ワンバン捕れなくてもしょうがないという無責任論者になってきた。
こんな感じ。
練習をこれだけしてくるともう失うものも責任感も全然無くなってくる。出来なきゃ出来ないで仕方ない。文句をいう方が悪いのだ、位の責任転嫁をするようになってきた。歳をとったからなのか自身の能力の限界を悟ったからなのか酸いも甘いもかみ分けてきたからなのか、ありのままを受け入れている気がする。その上で一応上手くはなりたいから楽しく練習している感じだ。シンプルに誰かが投げたボールを、誰かが打ったボールをグローブやキャッチャーミットで捕るのが凄く楽しいし捕った時の音が気持ちいい。ワンバンもキャッチャーやってたらなんとなく捕れるようになってきたし、練習で捕りにくいワンバンを数多食らっているので物怖じせずに捕りに行けるようになってきた感はあります。サードからの送球、ショートからの送球、セカンドからの送球はみんな感覚が違い、それぞれ捕球してて楽しい。昔だとホントにただ捕ってるだけだったので送球の違いなどを楽しむ感じじゃなかった。野球を少しはわかってきたからか、守備練習でファーストで捕球するの楽しいです。ボール毎回飛んでくるのも楽しい。1.のボールを捕球する事全般がなんか楽しいからファーストやってても楽しいんでしょうね。
ミラーズはJRやキャップがファーストをやるのでおぐーが試合でファーストをやることは無いけれど、練習でファーストをやるのは結構好きなのはそういう理由。
でボール回しなんだけど、ふふふ。笑うよね。キャッチャーのポジションからサードに投げようがファーストに投げようが彼らの頭上をボールが羽ばたいていく。ナオミスター曰く、ノーコンは一生治らないとの事(宮本談)。その言葉を聞いた時はショックだったけど、そんなの勝手に決められてもという感じ。そうおっしゃるのはその人の経験からでしょうけど、ボクの経験ではちょっと違う。この世の中で練習や努力をすると成果が出たり治ったりする度合いの違いはあれど、必ず何かが変化するとの確信がある。何もしなかったときと何かをしたときは出力に差が発生する。だからこの世の中に無駄な行為など無いと断言出来る。例え自分に対しての出力が変わらないと思ったとしても他者に対する出力が変わったり影響を与えていたりする事もある。人は人と影響しあって生きているので自分単体で活きなくてもそれは無駄ではないのだ。そう思っているのでトライする事に無駄なんて無い。ノーコンに関しては本当に中々治らないけど、いきなりピタッと治る可能性も無くはないのでいつ治るか楽しみなのである。それまではボール回しの練習ではサードとファーストに迷惑をかけるけど、つかさんとJRにはもう散々暴投して達観してもらっていると思うのでほとんど気にしてはいない。つかさんは「ちゃんと投げろー」とツッコんでくれるし、JRは「あーまた(゚∀゚)キタコレ!!」的に苦笑いしてくれる。おぐーをわかってくれているので心置きなくボール回しが出来るのだ。中々に清々しい。そこがキャップだろうがレッドフォックスだろうがあまり変わらない。そもそも失敗しないおぐーなどおぐーではないと言っても過言ではない。失敗するからおぐーなのであって、ホームランを打てないで足掻いてるからおぐーなのだ。もはや味わいになっている。
次は内野守備練。何をやったか忘れたから割愛で。
その次は実戦形式フリーバッティングだったかな。最近バッティングがやっとわかってきたというか本質が見えてきた気がするので依然としてバッティングは楽しい。如何に捕球が楽しいと言ってもバッティングには及ばない。野球が好きか、バッティングが好きかと言われたら、おぐーはバッティングが好きと答えてしまうと思う。ポジションもDHどんとこいですし。なんでこんなにバッティングが好きなのか考えてみたんだけど
1.サシでの勝負がカッコいい
2.力と力の対決がシビれる
3.ゲームはシューティングゲームが好き
4.テニスとバドミントンは割と得意
5.ボールが遠くに飛ぶと気分が良い
6.打った時の感触が好き
って感じ。
バッターはピッチャーと一対一の対決を準備されているので進んで手を上げない控えめな性質の人間でも心置きなくピッチャーに煮え湯を飲ませることが出来るし打つか打たれるかのパワー対決は観ててもやってもゾクゾクする。グラディウスやゼビウス、ギャラガやツインビー、RTYPEやアフターバーナーⅡ、スターソルジャーやファンタジーゾーンなど昔から弾を打つのは好きだったから球を打つのも好きなんだと思う。相手のコートにボールやシャトルを打ち返すスポーツも好きだから相手のコート=グラウンドにボールを打ち返す野球の打撃もしゅき。そしてボールがドカンと飛ぶのが観るのも打つのも大好きとくりゃ、バッティングにハマるのも無理は無し!
という感じで調子に乗ってフリーバッティングをしてゴロを打ち、塁間走したら「プチッ」と音がした。鈍い痛みが左太もも下に走る。おぐーの走り方がギコちなくなり一塁でドクターストップを自分で出してしまった(ドクターストップって非ドクターが自分で出せるものなんか!?w)
またまたやってきました実りの秋、おぐーが実らせるのはミートバイバイの実・・・。
おぐーはさ、楽しく運動をしたいだけなのになんでいつもこんなことになってしまうのだろうか。貧弱な己の体にほとほと愛想が尽きる。またフィールドの貴公子になってしまった。もっと頑丈な体に生まれたかった。口惜しい。オリンピックで活躍しているような人達みたいな頑丈な体が欲しかった。すぐにプチプチプチプチ筋肉が損傷するこんな体では運動を思いっきり楽しめないではないか。
キャップのコールドスプレーを患部と思われる太もも裏に吹きかけてベンチに座り込む。いつもアイスを持って来ていたのに今日はアイスも保冷材も持って来てはいない。必要のない時にあって、必要な時に無い物ってなーんだ?
それはね、アイス(保冷剤)です。
去年はふくらはぎ、今年はふともも。痛みはそんなに無いが2週間後のマリンカップを想い、人知れずおぐーは心の中で涙した。この怪我でボクはどうなってしまうんだろう・・・・という不安という闇が心の中の広がって行く。毎度毎度楽しみにしていた野球を怪我という魔物に邪魔される。せっかくの4時間練習が2時間で終わってしまいそうな事も残念なのだが、それよりもマリンカップや日曜野球への影響を思い、まだ現実を受け入れられないでいた。
ねむ。
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