基本に立ち返ってバッティングしてきた!

オリックス優勝。吉田師匠、T-岡田師匠、ラオウ師匠候補、おめでとうございます。弟子として鼻高々です。おぐーてす。

ミラーズに参加するようになって甲子園球児、榎尾くんに黄金のアドバイスを貰ったのは5年前くらいか。

あの頃は本当に打てなくなっちゃって脳裏に「引退」の二文字が浮かんでもおかしくなかった日々だった。

だってですよ?練習試合、リーグ戦含めて一年間ノーヒットという暗黒の時代を生きていました。今から考えると信じられない状況ですが。

そんな時代もあったねといつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねときっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで今日の風に吹かれましょう

五年一昔とは良く言ったものです。

ホームランはまだ打ち方わからないけどヒットならだいぶ打ち方わかってきましたもん。

ティーバッティングで榎尾っぽくんにおぐーは和田に似てますよって言われたのを昨日のように思い出す。あ、打ち方のことね。

その時からおぐー、ホームラン打ちたくてアッパースイングになってたみたいで榎尾っぽくんから「上からコンパクトですよ、おぐー」と何の気なしにアドバイスされました。そこからヒットが打てるようになったっけ。

思い出したけど榎尾っぽくんも師匠だった。師匠というよりもおぐーのバッティングの救世主だったかもしれない。榎尾っぽくんにしてみれば当たり前の事だったかもしれないけど、本当にあの一言でどれだけ救われたか。いまおぐーが性懲りもなくホームランホームラン言ってバッティングを楽しめてるのはあの暗黒の時代を照らす一言の光があったからですよ。もはや榎尾っぽ神って感じです。神ってました。

それに榎尾っぽくんはキャッチャーでもあり、いま少しだけキャッチャー見習いしてるおぐーにとって先輩であり師匠であり、なわけです。

榎尾っぽくん、またドバイに旅行しながら行くんだろうかって、コロナで無理かw

そんでだ。

だいぶ脱線したけど、苦しくなったら思い出すべき言葉「上からコンパクト」を監督とのLINEで思い出したおぐーはまたまたまたまたバッティングセンターに行ってきました!もはや昼のバッティングセンターの主とかしてます。

昼間に不定期に作業服着たおっさんが現れ、5、6セット、(;´Д`)ハァハァ言いながら汗だくでひたすら強振しては無言で帰っていく。拒否したくとも拒否できない恐ろしい奴ということで、もはやその存在は恐怖新聞って感じです。ゲェェェーーーって感じ。

その恐怖新聞が今日もやってきた豊四季ドームスタジアム。誰もいなかった。まさに恐怖新聞。人知れずバッターボックスに入り、監督に諭された通りの「上からコンパクト」で6セット、バッティングをしてきたら。

めっちゃミート率が上がった。飛んでもいると思う。ボールを鷲掴みして千切っては投げしてる感じ。

上からコンパクトだとボールが下に叩きつける感じになると勝手に思い込んでいたけど、違った。

打球がちゃんと上がる。不思議な感覚。

しかも上から振ったほうがスムーズな形でボールにバットをぶつけられた。なんと言うんだろうか。引っ張りあげる感覚のバッティング。カブとかイモとか大根とかを畑から引き抜く感じのバッティングって形容したらわかるかな?

とにかくそんな感じ。

アグリカルチャー式バッティングと命名しようか。

これがとにかくスムーズにボールにバットが入っていってバッティングってこんなに簡単だったっけ?みたいな打って当然な感覚で打ちまくれた。

イメージだとボールの軌跡にバットを水平に振りいれる方が正面衝突になるのでミート率が上がる気がするじゃないですか?

ノン。ニェット。

監督も言っていたけど、これが上から入れてV字に戻す柳田式のバッティングなのかな?と感覚の覚醒があるくらいボールを簡単に捉えられました。

なんかもっともっとこの打ち方で打ちまくって体に染み込ませたいと思うくらいバッティング絶好調でした。ホームランももしかしたら打てるかも。これなら。

大満足で豊四季ドームスタジアムを出た時、どこからともなく風が吹きわたった。風の鳴き声と共にふと懐かしい声が聞こえた気がして空を見上げた。

「それや、その感覚を忘れずに精進すればホームラン行けるで!おぐー!」

風は榎尾っぽくんの化身だったのかも知れない。上からコンパクトの極意をおぐーに思い出させてくれるために姿を変えてもう一度だけおぐーに会いに来てくれたのかもしれない。

今はなにしてるかわからないどこにいるのかもわからない榎尾っぽくんに感謝して、おぐー、師匠に次にあった時に「師匠のお陰でホームラン打てたよ!」と報告出来るように精進を続けようと思います。

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