村上55号

パ・リーグユーザーであるボクは観てないんだけど、もうNHKや朝日のニュースを観てると情報が割り込んできて54号、55号の件を知った。

本当にボクたちは歴史の一ページの中に今居るんだと感じた。王貞治の55号なんてボクが子供の頃から聞いてた話だ。ローズやバレンティンのホームラン王の話はリアルタイムで知ってるけど日本人のホームラン王が王貞治の記録に並んだという話が今リアルタイムで進行していると思うと凄い瞬間だなぁと感じる。

今の村上は試合に出ればホームランの一本は打つのがデフォとしか思えない感じの雰囲気がある。山川も調子の良い時はそうだけど村上は通常状態でそんな感じだ。みてて呆気にとられるとはまさにこの事。

どこまで行くのか楽しみなのと同時になんだか今年は時代の転換点な気がして仕方ない。

ロシアのウクライナ侵攻を止められない世界。

記録的な円安による日本の経済力の衰退の顕在化。

終わらないコロナパンデミック。

エリザベス女王の逝去。

世界同時インフレと共に忍び寄る世界同時不況の影。

世界中の熱波と干ばつと洪水。気候変動がいよいよティッピングポイント、すなわち地球の気候に不可逆的な変化を起こす臨界点を越えてしまったのではないかという疑念。

どれかひとつでも歴史の教科書に載るようなものばかりなのにそれが同時並行で起こっている。

2022年は後から振り替えると日本の、世界の歴史の転換点だったと語られる勢いに思える。

先が見えない世の中は今までの常識が通じない世の中となっていく可能性もあるから用心した方が良いかもしれませんね。

例えば上記事象が悪化していくとどんなことが起きる可能性があるか。

ウクライナの件は紛争が数年続き紛争地域が拡大する可能性と、他の地域の紛争へと飛び火する可能性。経済制裁とエネルギー関連の影響は甚大でそろそろ色々なところで耐えられなくなってきている頃合いだし。

円安は何が問題かというと結局政府と日銀に事態を打開するプランも気概も無いと言うことが見透かされていることと、高くても日本は外国から技術や製品を輸入しなければ社会が成り立たない事が身に染みてわかった点。OSもスマホもITソフトウェアも自国の弱い産業部分はコストをかけてでも外国から仕入れなくてはならない。そういうことがまた円安傾向に繋がる。結局自国にグローバル社会に対して訴求力のある産業がなければ円安になるし発展もしていかない。通貨の強さとは基本的に国力を反映してるわけだし。

なんか疲れてきたから割愛するけど、今年って結構な転換点になりそう。

もともとオリンピックが終わったら人口減少とか団塊世代の退職や年金ブースト、空き家問題でヤバイとは言われていたけどコロナで加速した感じ。助成金バラマキによる財政赤字が拡大したし。

日本は全体的にヤバイ感じがするのに、不確定要素として南海地震、富士山噴火、首都直下地震、EVによるパラダイムシフト、台風の大型化、米中対立と問題山積。

20年後がどうなっているのかちょっと怖いですよね。

村上の55号のタイ記録には興奮したけど社会全体を覆う不穏な雰囲気がちょっと気になります。世界大恐慌パート2なんてのが仮に2年以内に起こったとしたら野球なんてやってる場合じゃ無くなるかもですね。

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