久々に、本当に久々に練習をした気分です。8月は練習がほぼつぶれ、9月もここまで練習は全部つぶれ。8月はナイター練習が一回出来たか?9月もナイター練習試合が一回出来ただけで昼間の練習は確か7月以来2か月ぶりな気がする。
そもそも9月の昼間練習は予定がつかず参加出来ないはずだったのでまあ良かったと言えるのか。しかも魅惑の4時間練習と来たらこれはもう何を練習しようかと気分も上がる。
とりあえず6月だか7月だかに購入した空気バット(アシックスのレガートゼロ)をやっと実戦投入で使うことが出来るので楽しみにしていた。軽く振っても結構飛ぶけどなんだか癖のあるブルーチーズやトリュフのようなバットであることはデンタルカップ前の練習使用でわかってはいたが実際にちゃんと使ったことがまだなかったので実際にちゃんと使ったうえで使えるバットなのか使えないバットなのかを判断したかった。
とりあえずキャッチボールをなおみすたーとなかざーとやる。この間ピッチャーをやった経験で何か成長があるかと思ったがまったく無かった。いつも通りのキャッチボールをする。いつになったら平良みたいなボールが投げられるようになるのだろうか。ふわっと投球でバッピ状態ではあったが一応マウンドから投げるという経験をしたのにつまらん。まあ本も読み始めた事だし地道な理解と実践を続けて少しずつ出来ることを増やしていくしかないということか。
フリーバッティングでは久々にキャッチャーマスクとプロテクターとレガースをつけてやってみた。この前の練習試合の後半はキャッチャーで官先生のボールを受けたのだが、そういうの全部つけたのっていつ以来だろうか。練習のフリーバッティングキャッチャーなんてボールをキャッチするだけだし基本打ってもらうボールなのでせいぜいマスクだけでOKみたいな雰囲気がある。確かにそうなんだけどボールがぶつかった時の心配じゃなくて、その恰好をしてプレーするという準備をするという事も大切なんじゃないかと練習試合をして思ったのでこの日はプロテクターとレガースをつけてみたわけです。実際にやる場合はその恰好でキャッチャーフライを捕りに行ったりしなくてはならないのでリアルな練習になります。
今日は平澤先生の初練習だったのですが、平澤先生は体格的にはITエンジニア的な体格なのにフリーバッティングではボールをしっかりと捉えて打っていて凄いなと思いました。やはりそこらへんはブランクがあるとはいえ野球をちゃんとやってきた人なのだなと感心しました。その他ボクがキャッチャーしてた間では監督がやはりボールを捉えられていたと思います。この2人が上手く打っていた感じでした。なかざーもセンターにうまく打ってましたけどね。キャッチャーをやるとボールを捉えるのが上手い人が自然とわかります。というのも打者がスイングして空ぶってミットに収まるという一連の捕球がキャッチャーにはあります。それがほとんどない人がボールを捉えることが上手い人ということなのです。ボールを捉えることが上手い人は同時にボールの見極めが上手いことが多いです。殿とか監督ですね。そういう人は打つべきでないボールは打たないのでその場合キャッチャーは打者のスイングレスでピッチャーのボールを捕球することになります。そして打つべきなボールはうまくバットに当てるのでスイングした時にそれを通り抜けて捕球するという事がほとんどないんです。なのでボールを捉えることが上手い人のフリーバッティングキャッチャーは「ラク」なのです。そのラクさを平澤先生と監督には感じました。キャッチャーとして少々怖いのはローボールをスイングして当ててくれない人wとボールの上っ面に当ててくる人で、この種の打撃はローボールがスイングを通り抜けてワンバン的に飛んできたりボールがビリヤードのように予測不能のコース変更をしてくるので捕球がえらくし辛いので恐怖です。しかもローボールなので「怖い」です。でもピッチャーは低めを投げてなんぼなんでしょうからキャッチャーはそれをむしろ喜ぶべきなのが因果なポジションだと思います。
ボク自身のフリーバッティングはまあさんざんでした。全然バットに当たりませんでしたから。なんか外角低めばっかりなんですよねえふわらんのボール。そんなに実戦的に投げんでもええやないかい!ってツッコみたくなるぐらいにw
ボクのバッティングの弱点をよくわかっていらっしゃるのでしょうがもう少し真ん中に投げてよ!!全然打てんかった。
まあボクも悪いんですが。カッコいいバッティングフォームを試してみたり、音楽に合わせて歌ってみたりと真面目にやってるとはちょっと思えない感じでやってたところもあります。面白かったんで良かったですけどこういうとこをちゃんとやっていかないとホームランは打てるようにはならないでしょうねぇ・・・・orz
ボク自身のバッティングは見返す価値もない糞な状態だったのはわかっているので見ていませんが、その時の動画をアップした時にケンセーセンセーのバッティングを見返したら空気バットを使って割と良い当たりをしていました。ケンセーセンセーには空気バット相性が良さそうで良かったです。少なくとも誰かが使ってヒットを打ってくれれば買った価値もあるというものですから。ボクはこのバットが合っているのか、使いこなせるのか、このフリーバッティングでは判別が出来ませんでした。当たらないとはいえそれはえふわらんの厳しい外角低め攻めを食らっての話なのでボクが悪いわけではありません(そういう認識で良いのかお前w)ボクの大好物の外角高めを打ってみないとなんとも言えないですから。
という事でフリーバッティング後、みんなが休憩している時にひとり空気バットを使ってバットとインパクトの感触を黙々と試していました。こういうところは我ながら真面目だなぁと思います。興味があると勝手に練習するんですよね。疲れてても。軽く打ち、強く打ちと色々試しているとこのバットがウレタンバットのレガシーとは異なる特性を持ったバットだという事がだんだんわかってきまして。決してダメダメなバットではなく使い方がちゃんとあるバットっぽいんですよ。当たって飛ばないわけではなく、当て方があってちゃんとバットに合った当て方をした場合、レガシーと同等レベルには飛ぶバットだという感触がありました。「ふむふむ、なるほどねー」と一人納得していたところ、ケンセーセンセーが外野守備に就いてくれました。どうもボクが外野ノックの準備をしているものを勘違いしてくれたみたいで丁度良いのでケンセーセンセーに外野ノックを打ちながら本格的に空気バットの使い方を覚えてみようと外野ノックを始めることにしました。ケンセーセンセーも久しぶりの練習でフライを捕る練習をしておいた方が良いですからね。フライを捕る感覚を呼び覚ませてあげようかと思いまして。ふふふ。
だいたい感覚は掴んできたので外野フライをあげられるようにはなってきました。感覚的には10球中4、5球を外野フライ、3球を打ち損じの外野ゴロ、1球を空振り、1球を内野フライという感じでしょうか。それでも半分近くは外野にフライを打とうと思ってちゃんと外野まで届くフライをこの空気バットで打てました。それも想定よりも深くボールを飛ばすことが出来たのでこのバットのポテンシャルは考えていた通りのものがあると思います。つまりレガシーと同じくらいの潜在能力です。ただボクの打ち方が悪いのだと思うのですが多分まだアジャストしていなくて、打ったボールが右にカーブしてきます。ゴルフでいうところのスライスですね。まっすく飛んでいきません。想像ではバットの先端付近でボールを擦るように打っているので時計回りの回転がかかり打球がスライスしてくのだと思います。そうではなく、ボールがストレートに飛んでいくタイミングと打ち方がこのバットにもあるはずでそのポイントを見つけられるとボールがストレートにズドンと飛んでいくと思います。それが出来るとフェン直行けるバットな気がします。なので中々ポテンシャルを秘めたバットだしちゃんと当てた時は「ぱこん」みたいな音はせず「ドン」という音がするしボクはこのバット割と好きになりました。ウレタン系のバットと違うのはあっちはバットに食い込ませて乗せる感覚があるのですがこっちは基本は弾く感じの感覚です。ガットを張っているラケットでボールを打つ感覚に近い気がします。ボクはどっちの感覚も好きなので、好き嫌いでどうのこうのという事は無いですが、食い込ませて乗せて打つのとラケットで弾く感覚は別物なので打ち方の切り替えが必要なバットだなとは思いました。レガシーと空気バットは感覚の切り替えが必要かと思います。空気バットを使って思ったのは両方とも複合バットの特徴としてちゃんとしたスイングが出来る経験者以外は「ガチガチにパワフルにスイングするよりきちんと当てに行った方が効率的に飛ばせるバット」という印象を受けました。ボクは自分自身の志向と満足感のためにちゃんとしたスイングが出来ないのに「ガチガチにとにかくパワフルに振ればいいんだ!」的にスイングするのですが、なんか振りに費やしたエネルギーをうまくバットに反映出来ていない気が常にしています。それよりも無駄にパワフルに振らないでナチュラルにボールの芯を捉えに行った方が振りに費やしたエネルギーをバットが反映してくれる気がします。空気バットはレガシーよりもそんな印象を受けるバットな気がします。もちろん経験者がちゃんとスイング出来るなら両方とも「ガチガチにパワフルにスイング」するのが一番飛ぶのは飛ぶと思いますがそれはまあ上手い人の領域ですから。
その後、内野ノックをやりました。
久々にサード守備について楽しかったですね。最近ノッカーばかりやっていて守備を疎かにしていたのでやっぱり守備練習もたまにはやらんとダメだなと思いました。守備に関してはボクはいつも通り五分五分で捕れる時もあり、捕れない時もありというシュレディンガーの猫状態が続いています。ボールを捕球してみるまではキャッチしている現実とスルーしている現実が重なり合う現実として存在していて捕球をした瞬間に事実が確定するという感じです。捕球するまではどちらの現実も実際に存在しているんでもう野球というよりは量子力学の領域に入ってきていると思います。観測して初めて現実が確定するという感じですねー。不思議な感じですが宇宙がそう構築されているわけでそういう物理法則だからしょうがないじゃないですか。文句があるなら別の宇宙に行け、と。
サードは中々面白いですね。内野ならサードかショートが面白いと思います。はい。
で、最後にはまた内野ノックのノッカーをやったわけですがこれがまたシュレディンガーの猫状態で楽しかったです。打つまではライナーで守備の頭を超えるかちゃんとスピーディーゴロが打てるかはたまたポテンゴロを打ってしまうかわからないんですから困ったものです。前半の監督の安定したノッカーぶりとは真逆の不安定さMAXのドキドキノックとなってしまいました。ですが打つ方としてはまあ楽しかったので良しとします。ノッカーはきちんと練習の意義を考えてノックしなくては駄目だといつも口酸っぱくなおみすたーに言われてそれが出来ずに意気消沈する日々を送っていますが、ノックの意義を考えるとボクはノッカーから退場するしか選択肢はありません。きちんとしたノックを打てないので。ですがボクは(自分が)楽しいノックというのもあっても悪くはないかなという気がしてなりません。捕れた!とか捕れなかった!とか今のは死ぬかと思った!というノックがたまにあってもそれは野球の練習の彩としては悪くはないと思うんです。もちろん時間が無い中、時間を割いて練習をしている人たちの集まりというのはわかってはいるのでデンタルカップで勝利するため、野球が上手くなるための練習としては意義を考えた効果的な練習が一番良いに決まっていますがそのノックが出来る人となるとおそらくミラーズの中では監督、殿、なおみすたーの3人しかいないと思います。じゃあボクは何のためにノックをやって良いのかなって思うともう自分が楽しいノックと少しはみんなの練習になるノックという納豆でいう所のネギ、カツオのたたきでいう所のショウガみたいな「薬味的」なノックなのかなと思ってやってます。
残念ながらボクには効率的な練習を皆さんに行う技術がありません。でも精一杯自分が楽しく少しは役に立つ練習が出来れば良いなと思ってノッカーをやらせてもらおうと思っています。
だって打つの楽しいんだもん。
そんな感じで4時間フルに練習を楽しみました。いやー、楽しかったです。
ただ問題はこの後マリンスタジアムでロッテ対西武の試合観戦で着用しようと思っていた山川のワイルドユニフォームを練習で使っちゃった事と、やっぱりオグレラユニフォームがきつ過ぎてヤバいという事ですかね。前者は中村のワイルドユニフォームを取りに戻れば良いかと思ってましたこの時は。後者は痩せないとダメだなと改めて思いました。普段ミラーズのユニフォームを全然着ないのでオグレラユニがきついとかどうでも良いのですがこの前の練習試合でオグレラユニ着たら曲がりなりにも3回をピッチャーとして何とかやり過ごせたのでたまにはミラーズのユニフォームを着て練習しても良いかなって思ったんで今日も着てみたのですがやっぱり小さい、このユニフォーム(ていうかお前が大きくなったんだけどな)すいません、そのうち痩せようと思います。
やっぱ練習は最高ですね。
その後、仕事をし、時間が無いのでマリンスタジアムに直接車で向かいました。鎌ヶ谷寄りの船橋での仕事だったので時間もないしもうこれは戻らずに幕張まで行った方が良いなと思いフナトリセンで花輪インターへと向かいました。途中少し込んだけど全然想定より早く幕張に到着。成城石井で買いたいものがあったので今回は駅近のパーキングに車を止めて成城石井に向かった。
もう2時なので寝る。ねむ。続く。
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