デンタルカップが終わったのでしばらく練習する必要もないのにみんな練習している。凄いですよね。
ボクはデンタルカップに勝つために練習してるわけでもないのでとりあえず練習はするのだがモチベーションってなんなんだろうとふと考えた。
ボクが野球の練習をするのは一つ一つの動作が成功すると楽しいからだと思う。
キャッチボールがちゃんと相手のところに届いた、から嬉しい。
守備でボールが捕れた、から嬉しい。
打撃でボールが打てた、から嬉しい。
そんな単純で明快な達成感からなのだろうと思う。
今日の練習では守備練習が久々に出来たのでノーミスチャレンジをしてみたところ半分ぐらいエラーした。この理想と現実の解離具合は凄いw
もう少し出来るイメージだったが久しぶりのせいかグラウンドが悪いのかボールも見えてるしバウンドも読みきっているのにグローブからボールが逃げていく。足に当たる。
頭の中ではキャッチからスローまで完全にイメージ出来ている。そして大きくはそのイメージを外れない。想定内のボール軌道なのにエラーする。体がそう動かない。
そういえば右足の小指を障害物にぶつけて悶絶する事もちょくちょくある。
つまり頭の中での準備は完璧なのに体の動かし方に想定とのズレがあるのである。
頭の中の設計図は一級建築士ばりの完成度なのに体を動かすのが稚拙では出来上がる家は雨漏りの館となる。
つまり何が言いたいのかというと、からだの動かし方の脳内イメージとのズレを補正すればノーミスの守備も夢ではないということだ。
では何故頭の中のイメージとの現実のからだの動きかズレるのかを考えてみると、やはりこの世界が物理シミュレーションの世界ではなく現実の世界だからに他ならない。
ボクは機械ではなく人間で人間は考える葦であり思考も行動もエネルギーを要し、疲労して疲れもする。
つまりボクたちがエラーをするのは脳が思考しすぎて疲労し、体も疲労し、イメージ通りに体を動かせなくなるから。だからエラーをするのだ。
となるとその解決策はひとつしかない。
脳と体を疲労させない野球を展開すればミスは防げる。
では脳と体を疲弊させない野球とは何か。
脳を疲れさせないためには余計なことを考えないことだ。
上手く捕らなきゃ!とか遠くへ飛ばさなきゃ!とか思うと脳は疲労する。余計な雑念だからだ。
シンプルに考えれば、脳を疲れさせない思考方法とは「なんにも考えない」事だ。
ボールが来たらただ捕る、ただ投げる。条件反射だ。これは脳が疲れようもない。何も考えずにからだに任す。気付いたら捕球と送球が終わっているのが理想だ。呼吸がそうだろう。息を吸い、息をはく、なんてそうしようとしてやってはいない。からだが勝手に無意識下でしているから寝ている時に死なないのだ。野球の全ての動作をそのレベルで行えるようにすればミスなんて起こさない。
次にからだを疲れさせないためにはどうするかだがこれはシンプルに考えたらもう体力をつけるしかない。先ほど呼吸を例に出したが、濡れタオルを口や鼻に当ててまともに呼吸が出来る人はいない。つまり無意識下で処理する能力を手にいれても負荷がかかると意識下に置かれてしまう。野球の場合の負荷とは何か。それはからだを動かす体力の不足である。
埼玉西武ライオンズの源田は無意識下で野球の動作が行える人間だが、彼とて足や腕に40キロの重りを着けたら全ての動作が意識下に置かざるを得なくなる。体力が足らなくなるからだ。
ボクらの場合は通常で体力が不足しているのでまず体力をつけるしかないですね。
結論としては体力を増やすためにボクは痩せることにしました。残念ながらボクは太ってると体力が持ちません。守備のノーミスを実現するためには痩せる一択ですね。今日痛感しました。
ホームランを打つというのがボクの目標てすが、小さい目標としては「試合で打率10割」「守備でノーミス」が地に足のついた目標でまずはそれをクリアできるからだ作りをしようと思います。
練習でもっと軽快に動けるともっと楽しくなりますからね!
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