79.9

摂生した生活と時間がとれる時のランニング、間食を極力排除した生活を続けて9ヶ月、やっと79.9と70台の体重を実現できた。太るのはラーメンや焼肉を食べまくれれば良いから簡単なんだけど痩せるのは年齢による代謝の低下もあって大変だった。

前回70台を実現した時はナイシトールとか漢方の補助をかりて痩せたのだが今回は純粋に食の摂生とランニングだけで長い目で実現させた。約8ヶ月で8キロ減なので1ヶ月1キロという地味な痩せかただか長期で物事を考えた場合はそのくらいの方が都合が良い。中々良いペースだと思う。

食べたいものを食べるのは楽しいし人生を満喫出来るのだが、最近数年はそんな生活が過ぎたと思っていたところに人間ドックで血圧が少し高めだから少し痩せた方が良いと言われ、直井先生にも75までは痩せた方が良いと言われたこともあって一大決心で痩せている。

本当は山川とか中村みたいにビッグなホームランを彼らみたいな体型で打てたら最高だなーと思って怠惰に太っている状態を維持していたのだが、その山川ももうソフトバンクに行っちゃったし、西武も打たないチームになって魅力がなくなってしまった。中村もDHなのに打率が2割を割っていて、500本塁打はみたいが厳しそうだし、一番の問題が自分でホームランが打てるかなのだが、八千代の練習に参加したりバンデックスの試合に参加したりでわかったのだが、やっぱりホームランを打てる人はボクみたいな素人ではなくちゃんと野球をやっていた人だった。

つまり太っていてもホームランを打てるわけでもなければ何も意味がない。なので痩せることにしたのだ。

もともとパワーヒッターは憧れて真似ていただけで大谷をみているとそれが出来るのは恵まれた体格のスーパースターだけなんだと実感する。

憧れと自分が出来ることは違う。

バッティングは好きだから痩せたぶん、腰の回転や体重の移動を出来るようになってちゃんとボールを捉えられるようになろうと思う。痩せたら今まで出来なかったこと、今は出来なくなったことが出来るかもしれないからそれはそれで楽しみ。

ちゃんとボールを追ってちゃんととる。ちゃんとヒットを打ちたい時にヒットを打つ。ちゃんと盗塁する。ちゃんと送球する。そういう一つ一つの動作のクオリティーを上げていく楽しみは痩せた方がやりやすい。

まあ動作が野球経験者のそれじゃないから練習や試合をしていて距離を感じる事は多々あるけど、楽しんで体を動かす中でほんの少し上達できたら良いなレベルの考えなので経験者レベルで野球に取り組む必要も情熱もないわけで。

それほどうまくなりたい訳じゃないけど、なんで出来ないのかを考えながら練習をやるのは好き。仕事柄、不具合の原因やうまく行かない原因を推測してそれを解決していくあの感覚に似てて。

75キロまであと5キロ。ランニングしててもなんだかすごく楽。山川や中村みたいにないたいなぁという呪縛に近い憧れから解き放たれてみると無理がなくてすごく自然体。あと5キロ痩せたらたぶんもっと楽に動けるんだろうからすごく楽しみ。動けるというのは他のスポーツをやる上でも大きなメリットだから。

野球が出来る人は正直羨ましいけどそれは過去の経験や野球に対して情熱があるからなせる技で、ボクにはそれがない。当然そんなに上手くなるわけもない。世の中、その物事に情熱をもった人が上達していくものなのだから当たり前のはなしではある。

ボクは散歩するように野球がしたい。下手でも楽しめる楽しみかたで行きたい。だから練習中も勝手に休息をとる勝手な奴だけどそれが自分らしくて良いとすら思っている。真面目に野球をやる人たちからしたらふざけた奴だと見えるだろうが、たかが遊びでしょ。遊びなんだから情熱を込めてやる人も居れば、気晴らし程度にやる人も居ますよ。だからボクはそれで良いと思うしそれで上達しないのは仕方のない事だとちゃんとわかってるので別にそれで良い。

だから散歩するようにホームランを打つ方法を模索しているのだが中々難しい。まあ世の中出来ないことの方が多い。やってみて出来なくてもそれは普通の事だからね。そんなもんだ。

とにかくあと5キロ、痩せてから何が出来るか、考えてみようか!

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