岡田幸文引退試合 on DAZN

今日は西武がCSで戦う事になるソフトバンクの偵察をDAZNでしました、FM09です。

ZOZOマリンスタジアム開催のこの試合、岡田幸文という選手の引退試合でした。例のごとく知らない選手でしたがご丁寧にDAZNを観ていたら解説してくれたのでどんな選手かわかりました。育成枠から一軍昇格したロッテで初めての選手で守備が抜群に上手い1芸選手との事でした。盗塁も中々との事。

ロッテが日本一になった時の生き残りとの事で、え?ロッテって最近日本一になったっけ、と驚いてしまいました。失礼なやっちゃなFM09。

過去の映像で見たら確かに守備のダイビングキャッチが凄かった。YOUTUBEでみた野球戦士ムラヤマンの習志野時代の明徳義塾戦のスーパーキャッチを超える超スーパーキャッチの過去映像がいっぱい出てきて感心した。この守備一本といったら語弊があるのかもしれないがおそらくそれに近い感じでプロの世界を10年生き抜いてきた人なのだろう。ホームランを1本も打ってないって言ってたし。

最近2年間ヒットが無いとかいう物凄い状態で迎えた今日の引退試合。1本目はセカンドフライ。2本目はソフトバンクの高田が空気を読まないジャンピングスーパーキャッチでヒット性の当たりを捕ってしまいまたしてもヒットならず。高田のその後の「・・・・え、俺・・・KYだった?でも真剣勝負だし・・・・なんていうかその・・・・ごめんなさぃ」みたいな何とも言えないバツの悪そうな表情をしていたのが笑えた。高田選手はきっといい人なんだろうなと思った。真剣勝負だもんそれでいいんだよ、体が勝手に動くくらいじゃないとプロでやっていけないしね。スーパーキャッチも凄かったし名前は覚えましたよ。岡田選手はこの時点で野手として60打席ノーヒットという新記録を達成し、引退試合で記録に残る選手となることが確定した。やりおるわい。

ロッテの貧打の印象がつよく、なんだか岡田の引退試合は総じてヤバめな感じで進んでいく。ソフトバンクのデスパイネが打った瞬間にホームランとわかる2ホーマーを放ったりして6点差になってるし。このデスパイネの好調はちょっとやばい。CSの雲行きが怪しくなってきたがそこは今年の西武の打線を信じる事にして置いておきます。

高田のあのスーパープレーで没収された岡田最後のヒット、なんて事になるのかなと哀れに思いながら観ていた岡田の第3打席。今度は見事に3塁線を痛烈に抜ける正真正銘のヒットを放った。ノーヒット記録を作った後のヒット。岡田、ワザとヒットを打ってなかったんじゃなかろうかと思うくらいの鮮やかなヒットでした。その後の盗塁は失敗したけどね。ソフバンのキャッチャー甲斐も相手の引退試合だからって送球の手を抜いたりはしないみたい。それはそれでカッコいい。プロだしね。

岡田の第4打席はセカンドの後ろ、センター前にポトンと落ちるラッキーなヒット。おいおい、今まで2年間ヒットなしだったくせに今日2本目のヒットだよ。まだ引退しなくていいんじゃないか!?

そして最終回、岡田の第5打席。ファーストの横を抜くライト前ヒットで今日3本目のヒット。その後2塁への盗塁も北風キャッチャー甲斐から変わった太陽キャッチャー髙谷の優しい送球もあってか成功していた。プロ最後の試合で5打数3安打(実質は4安打だ、だよなぁ、高田ぁあああ!!)+盗塁成功。冗談のような引退試合で突然の猛打賞を獲得し、岡田はプロの舞台から去っていった。なんかカッコよかった。もう少しプロでやればいいのにね。引退試合で活躍したら来年お試し3ヶ月とかあればいいのにね。潔くないか。

守備で魅せられれば盗塁で使えれば、打てなくても10年プロでやっていけるんだね。野球はホームランだけじゃないんだとあらためて気付かせてもらいました。FM09はホームラン目指しますけど!
岡田選手、お疲れ様でした。

いやぁ、それにしてもロッテはちょっと打線がヤバいね。結構点取ってる試合もある気がするけど、基本、貧打印象があるってことは、その打線の調子に持続性というか継続性が無いってことだよね。なんなんだろうか。それから中沢ファミリーがファンの平沢も最後の打席のあわやホームランという打球は惜しかったけどなんか調子悪かったですね、今日。まだ20歳だからこれからなんだろうけれどチャンスで打ててなかったですね。平沢で流れが止まってしまってた。来年は頑張ってほしいですな(だからなんでお前は上から目線なんだと)
それからロッテの4番は井上でいいのだろうか。体型的には山川やデスパイネといい勝負出来そうに見えるけど西武の中村みたいに4番じゃないところで打たせてあげた方が本人のためじゃなかろうか、なんか荷が重そうに見えた。

それにしても、岡田選手にしてもサイレントK石井にしても引退セレモニーを開いてもらえる位の活躍をしている選手をその引退セレモニーで初めて知る事が多い。選手の引退というイベントは寂しいイベントかもしれないけれど、そういう選手がいた、という事実を知る事ができるという点でこの時期のプロ野球観戦は興味深いものがあると思っている。だいたいすべての選手を知る事などできないからね。自分の興味のある球団のチームだって全員知っているわけでもあるまいし(熱狂的な人は知りませんが)

西武戦が観たくて入ったDAZNで気軽にプロ野球とJリーグを視聴できるようになった。これで月額1750円ってものすっごい安いんじゃなかろうか?
だって新聞の3分の1の値段だよ。契約してはいるけどほとんど観ないNHKのBSデジタルとほぼ同じ値段だ。
これで2デバイスで違う番組を観られて1週間見逃し番組が見られるってんだからBSデジタルの100倍、いや観てないんだからインフィニティ―倍も役に立っている。

NHKは受信料徴収は半強制加入を強いる癖にシステムをフレキシブルにしたりネット社会に適合させたりしないってどうなのかね。受信料裁判とかする前に色々やることがあるよね。ケチで言ってるんじゃないよ?
今どきさ、DAZNみたいにネットで1週間の見逃しサービス位は別料金取らないで開放しなさいって言いたいです。職員の高給に受信料を消化する前にやる事があるでしょ。時代に合った対価に見合うサービスを提供していれば誰も文句なんか言いませんよ。もう少しネット系のサービス融合の改善をお願いしたいです。

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