久しぶりの雨天中止

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現在22時30分。只今帰宅。今日野球が雨天中止になっていなかったら帰宅がいつになっていたのやら。やれやれですね。FM09です。

前日に覚悟を決めていたので精神的ダメージを抑えられてよかった。そうは言いつつ午前5時にはちゃんと起きる行儀の良さは何なんだろうかと。諦めていると言いつつ諦めていないという感じ。起きて外を確認するとシャーシャー言ってる。雨が降ってる。当然聞くまでもなく中止だろうに、雨降ってますねとかLINEでつぶやく。なんなのお前。

仮にさ、これでつかぽんたんが「雨降ってるけど運動公園側から許可が出たから練習やりますよ!」というLINEが入ったとする。

で?

どうするの?やるの?雨の中?何を?

冷静に考えたらやるわけない。

そして前日にちゃんと諦めてる。

なのに中止の連絡が入るまでちょこんと待ってる。朝食ちゃんと食べて。

ただ以前とは違い、ちゃんと車で出発は見送っている所が成長したところ。以前は可否の連絡が入る前に車で出かけて国道6号の途中で中止連絡が入ってもなお運転し続け、雨の降る誰もいない松戸運動公園で佇んだあと戻って仕事を始めるという事もあった。今考えるとちょっと頭をどうかされましたか?と聞きたくなるような行動を取っている。成長が正しい方向で良かった。

そもそも木曜になぜか雨が降るというのはもう10年以上前から定番で、9時過ぎると雲間から日差しがさしてくるというオチまでついていることも多かった。梅雨だからとかではなく「木曜だから」雨が降る。酷いときは2カ月位雨天中止が続いたこともあったし、ステイホーム時我慢しまくってた事を考えたらなんてことはない。休息日と考えよう。

練習しなくても野球は楽しめるし。

曲がりなりにも開幕したプロ野球、気のせいか地上波での放送が増えているような気がするのだが。いや間違いなく増えてるよね?おかげで本来FM09が見られないセ・リーグの試合もたまには見れちゃうから助かっている。リーグとしてはパ・リーグにしか興味はないのだが、良いプレーに関してはリーグは関係ない。応援しているわけでもないチームの方が勝ち負けにとらわれずプレー自体を楽しんでみることが出来る気もするし。

それに本。本ですよ本。

里崎のキャッチャー本を監督に借りて読んでるんですけど、意外と言っては失礼ですが読みごたえと新たな発見に良い本借りたなとホクホクしています。例によって里崎の現役時代を知らないFM09はどんな選手かどころかポジションがどこかも知らないアホ具合。どうやらキャッチャーらしいので今チャレンジしているキャッチャー修練の為にと本を借りたわけです。野村監督でも古田でも城島でも誰でもいいのでキャッチャー本は読んでみたいと思ってましたし。野球本に関してはFM09自身では良い本悪い本つまらない本の目利きが出来ないのでそこはもう監督に受託しているわけです。

本当は森友哉のキャッチャー本を読んでみたいのだがあいつはその類の本を出しそうにないし。

全190ページの22ページ目を読んでいるんですけど、この時点でキャッチャーとして知っておくべきことが3個も4個も初耳なものがあり中身が割と硬派。まぁそう思ってしまうのはFM09が感化されやすいという性格だからかもしれませんが。

知ってますか皆さん。

キャッチャーって大変なんですよ。入門編からして。

人に指示出したり、人をおだてたり、配球を考えたり、盗塁を阻止したりとか、そういういかにもキャッチャーっぽい事はFM09全然手を出していません。もっともっと基本的な事です。型ですね。いうなれば。今は型をひとつずつ救い上げている段階です。

キャッチャーはどう構えるのかとか、ミットの動かし方とか、そういう基礎の基礎、対人技術が絡まない自分一人で確認出来る簡単な事をひとつずつ救い上げてます。

去年10月からいないよりはいる方がまだまし、ゴール前に肉厚のディフェンダー置いときました!レベルのキャッチャーを練習オンリーでやらせてもらって楽しんでいますが、そこはそれ。やっぱりどうせやるなら正統なキャッチャーというのはどういうものなのかぜひ知りたい!という欲求が出てくるじゃないですか、どうせやるなら。そうすると一つ一つの動作に関しても基本を知りたくなってくるわけです。試合でキャッチャーをするわけではないけど興味が出てくるわけです。

座り方ひとつとっても奥深いんですよ。FM09にとっては。経験者にとっては違うのかもしれませんが。

まずただのうんち座りかと思っていたキャッチャー座りは豚でもないっ、うんち座りなんかじゃ無かった。あれはスクワットです。野球の試合中ずっとスクワットをやっているようなものです。まずこれが驚きました。うんち座りって尻を落とすじゃないですか。

ソレダメ!

うんち座りって体を起こしているじゃないですか。

ソレダメ!

里崎氏の言い分だけが正しいわけじゃないですけど、まぁだいたい同じようなことをみんな言っているので書きますが、肩より少し広めに足を開き、腰を落とすが尻を落とさない、太ももは地面と水平、背中は45度位で前がかりめに、という姿勢をあなた、とれますか?FM09たぶんまだ出来ません、これ。専用の三面鏡が欲しいくらいです。

そもそも肩より少し広めに足を開いて、腰・尻を落とし過ぎない状態で座ってみてください。どんな姿勢だとしてもすでにこの時点で鼠径部プルプルしません?まだまだ完成じゃないので次行きます。

そんでもって太ももを地面と水平に保ってみてください。といってもFM09の経験上、自分では太ももを地面と水平に保ってるつもりの構えは意外と高くて水平になっていません。結構沈み込み過ぎかと思う姿勢でやっと太ももが地面と水平になっているイメージです。これが出来たら今度は背中を地面に対して45度に前傾し視線を前にキャッチャーミットを前方に向けます。その姿勢がキャッチャーの構えです。ピッチャーが投げる1球1球事に返球してこの姿勢で捕球態勢に入ります。この姿勢、太ももに来ます。マジでスクワットの沈み込んだ状態を維持しているようなものです。すぐに太ももがプルプル言ってきますからお試しください。

なにやら借りた本には「しんどくてできない」と値を上げてしまうようならキャッチャーというポジションはあきらめた方がいい、とぶっきらぼうに書いてあります。

毎日基本姿勢を守りピッチャーの球を我慢強く受け続けていれば自然と基本姿勢が身に尽くし、体力も養え、1試合を通じてその姿勢を保つことが平気になってくる、らしい。

なんかもうキャッチャー云々というより、この姿勢を保つことが平気になったらそりゃ体力充実するだろ!と突っ込みたくなる感じです。ライトなんて天国ですよ。突っ立ってへらへらしてれば一応いいんですから。

結構太ももとかふくらはぎとかは平均よりは自重で鍛えてあるはずなんだけど、めちゃしんどいんですけど!しんどいんだけどこれが平気になったら凄いよな、と思うので仕事で待ち時間が出来たりしたときふとキャッチャーの基本姿勢を「誰の視線も感じられない」ところで陰で特訓してみたりしている。誰かが見ている所でエアーミットを構えてキャッチャー基本姿勢している人がいたらちょっと同情したくなっちゃいますよね、そんなのご免ですから。ただその姿勢が正しいのかどうか自分自身では判断が全くつかないところが難点で、ただ苦しい思いをしてひーひー言ってるだけの可能性が割と高い。ただ苦しいキャッチャー基本姿勢の練習も、それをしないと先には進めないわけですからしょうがない。本当にキャッチャーやってる人はこんな基本姿勢の練習などしているのだろうか。いい加減に座ってテキトーにやってるだけなんじゃないの、意外と。

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