今年最後の野球個人レッスンを受けてきた

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今年最後の、今年最後の、というイベントが続いてくるといよいよ年の瀬という感じですね。オグレラです。

今日、今年最後の野球個人レッスンを受けてきました。肉離れで1か月間まともな練習が出来なかった日々に本を読み、理論をインプットし、もう少し練習をきちんとやってみよう、それに伴い基礎から第三者に教わろうと決めたあの日々。接骨院の先生からも情報を仕入れたり、かなりの情報戦を過ごしていた。肉離れで練習出来ない、練習試合に参加できないのがあんなに悔しいとは。あんな思いはもうしたくないと足にサポーターを付けて練習するようになったのも進歩なのかな?

失敗の経験から学ぶ事は数多くある。なぜ失敗したのか、どうすれば失敗しないのか、と考えさせられる転機になるからだ。10月末の肉離れは今にして思うとオグレラにとって良い転機になった、と振り返りながら年末を迎えているよ、と10月の自分に未来から伝えたい。落ち込まなくても大丈夫だよと。

あれから1か月経った。

おかげ様で24日の松戸ミラーズのラスト練習に無事参加出来そうでなによりだ。今年は練習試合もいっぱい出来て充実感の中、ラスト練習を迎える事になった。コロナという特殊事情のせいで練習に試合に観戦にかなりの影響が出たが、松戸ミラーズ所属の人達がコロナにかかる事も無く年末を迎えていることは幸せな事ですね。来年もおそらくコロナの影響は続きますが、今年を乗り越こえたんですから、来年も頑張りましょう!

今日のラスト練習は送球とバッティングを普通にやった。送球に関して、これは毎回そうなのだが意識する所がいっぱいありすぎて結局投げて投げて投げまくって修正して修正して修正しまくって覚えていくしかないという事がわかってきた。ボールが上にいったから、上手く投げられないからといちいち落ち込んでもしょうがない。

大切な事を1つ、意識して練習し、それが意識せずに出来るようになってきたら次の意識すべきところと同時にやってみる。それが出来るようになったらもう一つを同時に意識してやってみる。集中力が切れたらまた意識する所を1つに絞って・・・・と気楽にやってみればいいのだ。そういう意味ではこの野球個人レッスンは松戸ミラーズでの練習とは違い非常に有意義な時間を構築してくれる。というのはコーチである日佐戸さんは常にオグレラのサポートに回ってくれる。ボールが高めに浮いても捕ってくれるし、悪い点やフォームが崩れてきたらやんわりと注意してくれる。こちらとしては自分の出来る範囲で改善点を意識して送球する事だけに没頭できる。体に染み込ませるという意味で反復練習だけに集中させてくれる環境って他にはない。他の事を一切気にしない投げる事のみに集中出来る環境なので、コーチの指摘点のみならず、自分自身で投げててここが意識できなかった、ここがまた出来ていなかったという反省を投げながらすることも出来る。集中できるという意味で最高の環境を提供してもらっている。

3回目の練習で初めてビデオを撮って、自分のあまりの無様な投げ方にがっかりしたのだが、今回のビデオを見ても酷いのは変わりない。変わりないのだが、よくよく見てみると何度か前方方向に投げられている投球も。例えば10分28秒の投球とか16分37秒の投球とか20分30秒の投球とか。そりゃピッチャー陣の投球と比べられると恥ずかしい限りですが、僅かながらも改善の傾向はみられる気がする。これって結構凄いことだと思うんだよね。上じゃなくて前方に投げたくて個人レッスンを受け始めて1か月。自分のやりたい事に少しずつでも近づいていると映像を見て実感したのだから凄いことだと思うんTESよ。片足立ちも前よりもだいぶ安定してきたような気がしてきた、よくよく考えてみると。自分では出来ない出来ない思っていても映像を見ると出来ないながらも改善してきているのがわかるのだから、素直に嬉しいじゃないですか。意味のない練習では無かったと思えましたよ。無駄じゃない。ちゃんと出来る事が増えて行っている。良かった。本当に良かった。歩みは遅いけど続ける事でもっと改善出来ると思えたのが良かった。これからも頑張っていく支えになる。

バッティングも全体平均でみるとダメダメだけど、こちらも何度か自分の意図に近いバッティングが出来ている時があった。50分27秒のバッティング何かがそれだ。ボトムハンド打ちが出来ていて、かつスイングプレートがボールの軌跡に水平に入っていっている。インパクトポイントも丁度良い所で当たっていて打球に勢いが感じられる。そしてオグレラがそう思うだけでなくコーチが「ナイススイングですっ」と言ってくれているのが映像を見ると確認できる。自分の意図したバッティングが出来た時にちゃんと「ナイススイング」という反応が返ってくる事が大切で、目指すべきバッティングが正しいことを意味している。方向性は間違っていない。そして映像を見ると残念ながら下半身と上半身のねじれによる「割れ」はまだほとんどないのだが、それはオグレラが今は出来もしない割れによって体がブレてスイングプレートが安定しないよりは、割れは意識せずに今はとにかくスイングプレートをボールの芯に合わせるように心がけているからだ。ボトムハンド打ちでスイングプレートをボールの芯に重ねる事ができればボールは飛ぶ。体の回旋力だけしか使わなくても、である。恐らく今のオグレラのバッティングはこの打ち方なのでホームランは打てないが外野の頭上を越す長打を打つことはこの打ち方でも出来る事は最近の練習試合の結果が証明している。これはバッティングの安定度をとるなら体の割れは必ずしも必要ない事を示している。逆に体の割れをこのスイングにプラスする事が出来たら飛距離は必ず伸びる。それは練習する事で必ず出来るようになると信じたい。花島師匠やむらやまんみたいなトップから打ち出す際の下半身と上半身の割れ。これが出来るようになるのは容易ではないと思うけど、体の割れを作れたらおそらくではあるがオグレラは「フェン直」までは行くと思う。割れを使わずにエンタイトルツーベースが打てるならそれは道理だ。そこにレガシーによる7%飛距離アップを追加すれば中距離打者のオグレラでも量産は出来ないまでも年に2本くらいのお中元、お歳暮レベルのホームランにはお目にかかれるようになる計算だ。この計算合ってる?割れと道具という2つの新たな武器がまだ残されているんだから、ホームランを諦める必要なんて全然無いね。中距離打者の意地を見せてやるから待ってろよ!

それと今日の練習ではクイックスローに関してのレクチャーも受けてきた。

そこで知ったのが内野手は左足を半歩前に出して捕球に向かい、外野手は右足を前に出して捕球に向かうという違いだった。もともとライトのオグレラは無意識に右足を前に出して捕球に向かっているが、内野手の捕球はどうも足のステップが逆のようだった。オグレラの捕球→送球は捕球した時右脚が出ているので、次の左足の前方への踏み込みで送球体勢になり送球しているとの事。それだと送球まで早いは早いが、逆に早すぎると指摘された。下半身が準備出来た時に、上半身はまだ捕球してスローイングの準備が整っていない、下半身と上半身の準備がかみ合っていないと言われた。確かにそれは自分でも感じていた。下半身の体勢に上半身の体勢が追い付いていないような何か投げてて変だなという感じは持っていた。よく投げるときのステップが必要とトノやナオミスターやつかぽんたんに言われているのはそこらへんが根本原因だと思われる。ステップが逆になっているので送球する時の体の使い方がおかしくなるのだ。

練習で左足を前にして捕球しようとするのだが、慣れていない捕り方なので上手く捕れない。体がぎくしゃくする。ただ左足を半歩前に出し、言われた通り捕球した後のステップをゆっくりやってみると送球体勢に体が違和感なくついてくるのはやっていて実感した。これが自然に出来るようになるとなめらかに捕球し送球出来ると思われるので左足前方の捕球を意識してやってみようと思う。球辞苑で井端が右足前ステップを言っていた気がするが井端の発言はこの際無視する事にする。スタンダードな捕球をまずマスターしよう。

今日は部分的にみるとちゃんと前進していることがわかったので集大成としては良い練習だった。4回しか個人レッスンを受けていないけど受ける前に比べてだいぶ意識が向上したと思う。日佐戸コーチの言う点を意識してやるだけでも修正力のようなものが働いている気がする。投げるときに体を開かないと言われなければ楽な体勢(体を開いて投げる)で投げてしまうがそれではコントロールは安定しないし威力も低い。ただ自分が楽なだけだ。体を開かないようにして投げるのはまだ違和感があるけれど、以前よりはコントロールと威力は1.05倍位にはなっていると思う。それは指摘点を意識したが故だ。意識するか意識しないかで投げるボール自体は目に見えては変わらないかも知れないが、確実に修正力が働いてくる。それは小さな積み重ねとなって後には大きな変化となって表れてくるはずである。

あと半年、個人レッスンを受けたら目に見えて変わってくるかもしれないと思うとワクワクしてくる。そんな夢見たっていいじゃないですか。今年はコロナで色々大変だったんだから、年末ぐらいそんな希望に満ちた夢を見ながら年を越したってまあいいじゃないですか。

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