チョコ食いすぎ。オグレラです。
結局2月はほとんど練習しませんでしたね。今月一番した運動がランニングって言うね。
でもランニングは自分のペースで速度調整したり、コース変更できたり、時間調整したり出来るのがやっぱり良い。
記録を求めるランニングは嫌いだけど、自由に走るランニングは大好きだ。
続けているとだんだん楽に走れるようになるのであまり疲れなくなる。
個人的にはランニングと言うより体を自在に動かす感覚を確かめている感じで走っている。
歩幅やステップを変えて走り心地の変化を楽しむ。からだの重心がどこにあるのかを意識してみたりする。
そうすると自分の体を動かす感覚がわかってくる。体を意識したように動かすのは当たり前のようで実は難しい。
ティーバッティングをしてみると良くわかる。
ティーの高さに固定したボール。その高さがわかっているボールの芯をフルスイングで打ち抜こうとしてあなたは芯を捉えられますか?ボクには出来ません。
フルスイングするとだいたいボールの芯の下20cm位の空間をバットが通りすぎます。
なぜそうなるのかは複合的な理由があると思われるので今は割愛しますが、思ったこととやってるとこの解離はそれほどにある、ということが言いたいのです。
ちなみにゆっくりスイングすると芯に当たります。
ところがフリーバッティングでは不思議なことにこの芯のズレが縮少し、芯かどうかは別としてほぼバットに当たります。
おそらくフリーバッティングではフルスイングしようとしても実はボールに当てに行っているので当たる、しかしフルスイングが出来ていない故の結果だと思います。フルスイング出来てたらティーの時と同じ、ボールの芯の下20cmほどを空振りしているはずですから。
つまり体のコントロールというのは出来る出来ないの幅があり、状況によって異なってくると言うわけです。
オグレラがやりたいのはフルスイングでホームランを打つことですので、刹那で余裕がない時、肉体のフルパワーを振り絞った時の脳内の動体イメージと実際の体の動作のズレを限りなくゼロにすることです。
これが出来るとフルスイングティーバッティングでボールの芯に当たり、フリーバッティングでフルスイングが出来るようになるわけです。
では脳内の動体イメージと実際の体のズレを少なくしていくにはどうすれば良いかと言うと、これはもうひたすら様々な状況で体を自由に動かして自分の体を自在に動かせるようになるしかないと思うんです。
70cm先にジャンプしようと思ってそれが出来るならそれは体の制御でジャンプ力の制御が出来ていて、かつ70cmという距離を体感でわかっているという状態です。
ランニングは実際に外を走ります。そして速度も負荷も自由に変えられます。なので体を制御する技術を体を動かすことで体得する絶好の機会でもあるんです。
走ること自体も楽しいのですけれど、そういうところを意識しながら走るとなお楽しいかと。
最近感じたのは、走ってると太ももが鍛えられるのか腹が出てるのに膝が高い位置まで楽に上がるようになります。すると左膝を高くあげた時に左尻の筋肉がギュッと硬く収縮していることに気がつきました。走り込みをする前は筋肉が無かったのであまり気付きませんでしたが、なんだかそんな感じに思えます。
そういう細かい気付きを意識して体を動かすことが大事なんじゃ無いかと最近思うんです。そしてそれを意識することで自分の体を自在に動かせるようになるんじゃないかと。
野球の練習が出来なくても、体を動かすことでそれが野球プレイ時に好影響を与えるんじゃないかと思うんですよ。
どんなスポーツでもそうですけど、動作の精度が最終的には効いてきますからね。
それに体力もつくし楽しいからランニング、好きなんだよなぁ。
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