寒い日にはブログで談をとるのが良い。おぐーです。
最近練習が少ないので1回の練習を良く反芻して何度も味わってます。食っちゃ吐き、吐いたものをまた食べて。そりゃもう逆流性食道炎になるほどに。
なにも体を動かすだけが練習じゃない。練習した事から何を感じるか、何を学ぶかもまた練習なのだ。
そういう練習ならどんとこいという感じ。無駄に考察を重ねるのは割と得意分野だったりする。大半は妄想なのだが、その中に奇跡的にタメになる雫があったりする。その雫を掬い上げて前進していく事が出来ればと思う。
前回の練習では色々な事を感じたが、今回はこのテーマについて語りたい。
「キャッチと打撃は究極的には同じ行為」
はい、来ましたコレ。
また頭のおかしい奴が何かおかしい発言をしていると感じたあなた。正解です。
ボクは頭ちょっとおかしいです。それは認めます。
それを踏まえた上であえて言わせて頂きますが、バッティングが苦手、とかキャッチングが苦手、と感じた事はありませんか?
ボクはしょっちゅうです。
すぐに打撃不振になるし、毎回トンネル、ファンブル、悪送球をします。
ただたいていそういう時は難しく考えすぎている時でして、おぐーの80%は猪突猛進で、残りの19%は優しさで出来ていて、1%の頭脳で何が出来るのかっちゅう話なんですよ。
考えてみてください。
どんなに速いピッチャーでも、どんなに速い球を投げてくる相手とのキャッチボールでも、必ず出来る事があります。
それは「体に当てる事」です。
打とうとしないで、捕ろうとしないで、体をボールに投げだしてみてください。絶対にボールに当たりますよね?
つまりそういう事です。
え?どういうことかって?
鈍いですね。
だから誰でもボールを捉える事は出来るんですよ。ボールに向かっていけば。
打つんじゃないんです。捕るんじゃないんです。
例えばバッティングの方ですが、バットにボールを当てようとするから難しいんです。
ボクは右バッターなので右バッターでの話ですが、今は左手主導で打つように心がけています。じゃあ右手は何をしているか。
ガイドレールです。
バットを主導するのは左手。
でもそのバットを国際宇宙ステーションとソユーズのドッキングの如く、微調整してインパクトさせるための誘導を右手でしています。これは感覚なのでなんとなくこんな感じか、という感じでやっているのですが、その際に意識しているのがドッキングに際して上下の微調整だけを意識しています。左右はバットがあるのでどこかに当たります。上下はフライになるかライナーになるかゴロになるかを決める重要な要素です。なので微調整に関しては上下しか意識していないです。
さらにこの微調整に関して先ほど体を投げだせば当たる、といった極論を少し凝縮させます。
右手はガイドレールですが、イメージとしては右手でボールを掴む感覚で上下の微調整具合を決めています。
バットを握っているので実際にボールを握りに行っているわけでは無いのですが、ボールを握れるくらい同じ高さにバットを調整出来れば当たらないはず無いんです。空振りはまずこれでしません。体をボールにぶつける事が出来るなら、右手をボールの高さに合わせる事は出来る道理。
そしたらバットがボールに当たらないはずは無いんです。後はタイミングの問題ですがボールと同じ高さをスイング出来るようになっていればタイミングは経験を重ねればわかってくるはずなので何も悲観する事はありません。
なのでこのブログで言いたい事は「右手の高さをボールに合わせるだけでバッティングは改善してくる」という単純な事実。
覚えておいてください。
次は捕球に関して。
捕球も特に難しいことはありません。
まずは落下地点を予測しましょう。
落下地点まで行けない人は予測判断スピードが遅いか、足が遅いという事です。決断力を付けるか足を速くしましょう。
決断力を付けて、足を速くしたら次の予測精度の測定に入ります。
実際に落下地点近辺に行けるようになったら落下地点から大体何メートルの範囲まで行けているかをチェックしてください。
着弾点の3m以内に行けていれば合格です。それより外であれば予測精度を上げる、足を速くするというフェーズまで戻ってください。
3m以内に行けている人は次のフェーズに移行します。
次はボールを体に当てます。
ピッチャーの投げるボールに体を投げだすとボールに当たる事は先ほど脳内妄想話で実証しました。
同様に外野フライに身を差し出してください。3m以内に行けていれば必ずボールに体がぶつかるはずです。
これが出来るという事はもうあなたの問題は移動の問題ではなくなっているという事です。
この時点でもはや立派な外野手として成立しています。ご安心ください。
もはやボールを捕れる資格があるあなたが次にするべき事はなんなのでしょうか。
それはボールをギリギリまで体に引き付ける事です。
ボールを体にぶつける事が出来るという事は体の近くまでボールを呼び込めている、という事です。
体の周りを飛ぶ蚊を捕まえる事は常人には難しい事です、おぐーは空中片手キャッチができますが。
ですが体に止まった蚊をパチンと手でつぶす事はそれに比べると比較的容易な作業だという事はみなさん経験上おかわりのはずです。
なのでもう体にボールをぶつけるつもりで居ましょう。
そしていざ「もうボールがぶつかる!死ぬ!」という恐怖を感じた所でグローブを差し出しましょう。
こうする事の利点ですが、ボール捕球移動時にグラブを構えないのでランニングスピードが落ちません。そしてボールが良く見えます。あなたの移動パフォーマンスを最大限活かせる対処法であり、また止まった蚊を掴まえる状況を疑似的に作り出す事が出来ます。人間、危機を感じた時は通常よりも反応速度が上がります。腕を払った時に誤って机の上からマグカップを落としてしまったことは誰しも経験があると思います。その時、床に落ちる前に体が通常の3倍の速度で瞬間的に反応し、気付いたらいつの間にか落としたはずのマグカップを手にとり、中身の紅茶を飲み干していた、なんてキングクリムゾン経験、あると思います。
それと同じです。
当たるか死ぬか、という危機的場面では人間の反応速度は限界値までパフォーマンスが引き上げられます。それを利用するのです!!!
ボールにはぶつかるつもりで。なおかつぶつからずに。
これでボールのキャッチングは今までよりも簡単に感じるはずです。
このブログはフィクションで、実際の状況・段階とは一切関係ありません。
信じるか信じないかは、あなた次第、、、。
みなさんの検討を祈ります。
じゃ!
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